管理人の読書BLOG。乱読傾向過多!!来るもの拒まず手当たり次第。内容責任取れません。
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< くらやみの速さはどれくらい/エリザベス・ムーン | main | 天使の梯子/村山 由佳 >>
対岸の彼女/角田 光代
角田 光代
文藝春秋
(2004-11-09)

既婚子持ちの勝ち組と独身子無しの負け組の、2人の30代女性の間に友情は芽生えるのか??

…とかなんとか書かれているが、それって何か的外れだ。
この本は、立場は違えども根本に同じ迷いを抱える二人の女性の物語だ。
子供を公園で遊ばせようにも、他の子連れ主婦と上手く付き合う事が出来ず、同じく友達を上手く作れない子供の姿に自分を見て苛立ちを覚える小夜子。働きに出れば何かが変わるかもしれないと期待を抱くがなかなか採用されず、それを重い腰を上げない理由にしてしまう…。
尤もらしい理由を見つけては行動を起こさないまま、子連れで公園廻りを続ける小夜子の姿がとてもリアルだ。そんな彼女を採用したのは同い年の女社長・葵。独身の彼女は非常に屈託なくポジティブで、小夜子はすっかり葵に魅せられてしまう。しかし葵もまた、小夜子と同じものを心の底に抱えていたのだった。
この作品は男性には理解しづらいかもしれない。あまりに女性的なのだ。大人も子供も関係ない。どんな女性でも経験しているはず。1人になりたくない、1人はクラい、誰でもいいからグループを組んでいたいって云う気持ちは。
スポンサーサイト