管理人の読書BLOG。乱読傾向過多!!来るもの拒まず手当たり次第。内容責任取れません。
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プリンセス・トヨトミ/万城目 学

『鴨川ホルモー』に引き続き、壮大なほら吹き話(と云ってしまうのはなんだが)が繰り広げられる本作だが、スケールがさらに大きくなってるあたりがスゴい。
なんと大阪の男達は、何百年も前から大阪国の人間として豊臣秀吉の末裔を守っていると云うのである!
荒唐無稽がこの人の作品の特徴だが、今回は面白いには違いないがホルモーほどではないかなと思った。前半は面白かった。そして後半もぱたぱたと話が繋がっていって上手いなあと思った。でもその前半と後半がどうも繋がってない気がした。
前半は会計検査院の3人の調査員の話で、これまでの京都話とは全然毛色が違うし、会計検査院なる組織もあまり耳にすることがなかったので新鮮で面白かった。しかし読みながらコレとプリンセス・トヨトミがどう繋がるんだろう…とすごく疑問に思った。
そのプリンセス・トヨトミ話は後半に出てくるのだが、この後半がメインであるなら、前半の会計検査院話はもっとコンパクトにした方が良かったんじゃ?? はっきり云って最後の会計検査院vs大阪国の場面では、私は会計検査院の方に気持ちが入ってた。会計検査院が主人公の話で良かったんじゃないか??
まあ、ホルモーの例もあるし、もしかすると調査員3人組の短編集が今後出るかも知れない。どっちかって云うとそっちが読みたい。
★★★☆☆

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