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運命の人 一・二・三・四/山崎 豊子
山崎 豊子
文藝春秋
(2009-04-24)

沖縄返還に関する日米の密約をスクープした新聞記者を書いた作品。
実際に起こった出来事をテーマにしてるそうで、当時のことは知らないまでも、実在の政治家や新聞社のもじりの名前を見るとなんとなく臨場感を感じる。
当時の事件とは、沖縄返還を実現させて民意を得たい政治家達が、米国が支払うべき沖縄への賠償金をこっそり肩代わりして、表面上は米国が支払うかのように見せかけたと云うものらしい。スクープした新聞記者が裁判にかけられ、国民の知る権利について争うが、個人問題に焦点がずれて敗訴してしまう。…このあたり、何処から何処までがフィクションでノンフィクションかが判らないが。
裁判に破れ、家族を失い、沖縄に流れていった記者が、戦争に蹂躙され今も戦後が続いている沖縄の現実を噛み締め、この地の為に再出発を誓って物語は終わる。
出版が数ヶ月に渡ったので、最初の方の話を忘れてしまい、全体的に見渡すことが出来ないのだけど、前半に力入れて読んでいたせいか途中で投げ出された気がした。
後年、密約が合ったことが実証されるのだが、その結果、国はどうしたのかとか、それに対してマスメディアはどう反応したのかとかは書かれてないのでちょっと不完全燃焼。
話は違うが、女性の物言いがやけに上品で気になった。当時は本当にこんな喋り方してたのか、出てくる女性が上流階級ばかりなのかは不明。
★★★☆☆

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