管理人の読書BLOG。乱読傾向過多!!来るもの拒まず手当たり次第。内容責任取れません。
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老朽マンションの奇跡/井形 慶子

「吉祥寺で築35年のメゾネットを500万円で買ってロンドンフラットに再生」の言葉に惹かれて読んでみた。なにせ500万円+リフォーム費用200万円で理想的な家を作ってしまうと云うのである。しかも吉祥寺で! そんなことが出来るならぜひしてみたい!と思ったのだが…。
著者は住宅関連の出版社の社長さん。やはりある程度知識のある人でないと、1,280万円の明星ハイツを500万円に値引き交渉して買うのは難しいんじゃないかって気がする。それプラス、リフォーム会社も、知り合いの紹介で中古マンションのリフォームに慣れている業者を利用して、毎日のように作業をチェックしながら格安で作業してもらってる状態なので、これまた普通の人が同じようにするのは難しいかも…。
リフォーム会社は多々あるけれど、自由に出来る戸建住宅と違って、壁の中がどんな状態になっているか察しがつかない中古マンションのリフォームが出来る会社は少ないのだとか。東京でその状態なら、地方ではなおのこと良い業者を見つけるのは難しいんだろうな。
この本の目玉はやはり巻頭のカラー写真。リフォーム前の部屋とリフォーム後の部屋が載せられていて、見事なまでの変貌ぶりに感動した。出来たらもっとページを費やして欲しかった。
この本はリフォームの経過が半分で、残りはこの不況の時代、住宅についてどう考えるべきかが書かれている。住宅業界、国の政策、実際の国民の状況のミスマッチについて書かれていて勉強になった。
にしても、高額な家賃に喘ぐ自分の会社の社員ハヤトくんに、安くて良い住宅を与えてあげたいと云うのが今回のリフォームの動機なのだが、思うに社長さん優しすぎるんじゃ…。年収300万の人もいるこの時代、この青年は年収400万以上稼いでいるし、どうも聞いていると金銭感覚がちょっと怪しい。彼を可哀想可哀想と云うけれど、もっと可哀想な人いっぱいいると思うけど…(自分含む)と思ってしまうのは私だけなのかな。
★★☆☆☆

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