管理人の読書BLOG。乱読傾向過多!!来るもの拒まず手当たり次第。内容責任取れません。
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旅猫リポート/有川 浩

………号泣。
実はあまり作者様のことは好きではなかった。
流行初めの頃に好きになるととことんハマるが、最初から流行ってるのを見るとそっぽを向きたくなる性分。『図書館戦争』がどうにも売れすぎて、つい避けて来てしまった。ほとんど食わず嫌いで、もちろん『図書館〜』は読んでいない。
気まぐれに本作を手に取ってみたが、猫と共に旅なんて、『星守る犬』の猫バージョンみたいだと半ば舐めてかかっていたのだけれど、愛猫ナナの譲り先を探すサトルの事情がうすうすと明かされてきたあたりからじわじわと涙腺が緩み始め、最後の章に辿りつく頃になるともう号泣。
とても大切な、家族同様のペットがいる人なら、この本読んだら絶対泣くよ。間違いない。
ナナの譲り先候補者達は皆サトルの少年時代からの友人で、思い出の中のサトルがとても良いヤツで、読んでいて心がゆったりした。そんなサトルだからこそ最後が悲しい。悲しくて辛い。人生ってなんで良いヤツに厳しいんだろう。
でも何より、サトルとナナの別れが悲しかった。
残すのと残されるのとどちらがより悲しいんだろう。
一人きりで生きるのは辛いから、老後は猫を飼いたいなあとぼんやり想像することがある。でも自分が死んだ後、1匹で残されることを考えると可哀想すぎるとも思う。それでも絆で結ばれた生き物が側にいてくれることがどれだけ日々を豊かにしてくれるか知っているから、やっぱり何かにいて欲しい。
もう泣きすぎて疲れた。
表紙が佐藤さとるの本(コロボックルシリーズ)の表紙を書いてた人だったので、懐かしかった。
★★★★☆

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