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探偵部への挑戦状−放課後はミステリーとともに2/東川 篤哉

『放課後はミステリーとともに』は、鯉ヶ窪学園探偵部副部長、ボクっこ美少女名探偵(?)霧ケ峰涼が関わった数々の事件を扱った短編集。

著者の出世作『謎解きはディナーのあとで』よりはこっちの方が好き。著者特有のユーモアな会話と共に事件を解決に導くスタイルは同じでも、高校生が主人公なので鯉ヶ窪学園物は殺人は一切出てこないし、ひどい傷害事件も発生しない。そして時に犯人は学生なので、事件も鯉ミス(ミステリー研究会)からの挑戦だったり、そもそも犯罪ではなかったりもする。

真の推理マニアなら、読みながら自ら答えを推理する楽しみがあるだろうが、かく云う自分は名探偵と自称しつつも結局はワトスン役で終わってしまう霧ケ峰涼同様、解決まで読んでから「おおっ」と思う方。

短編なんだから、よーく考えれば解決出来そうな気もするが、会話が面白いのでなんとなく読み進めてしまう。大人が主人公の『ディナー』より高校生主人公の『探偵部』の方が、会話の流れが当然しっくりくる。こっちをドラマ化した方が良かったんじゃないかと思ったが、若い俳優集めるのが難しかったのかも。

今回、鯉ヶ窪学園探偵部部長・多摩川と、ナンバー2(但し副部長ではない)の八橋が登場。

霧ケ峰涼との会話で「前に会ったことありましたっけ?」的なものがあったのでどういうことかと思ったら、先行する長編2作があるらしい。

同じく探偵部の話ではあるが、霧ケ峰涼ではなくもう1人の2年生部員が主人公。ちょっと読んでみたい気もするが、著者の作品は短編の方が面白い気がする。壮大な長編もスゴいが、ネタがたくさんあるのも十分スゴいと思う。

今回迄の2冊で霧ケ峰涼の1年が終わったが、ライバルにしてエアコン仲間、鯉ヶ窪学園ミステリー研究会部長・大金うるるが登場したりと新たな展開もあり、続編が出るのがちょっと楽しみ。

★★★☆☆

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鯉ケ窪学園、秋の学園祭。探偵部員と久しぶり(?)に、お好み焼き屋台へ興じる涼のもとへ「ミスコン」への誘いが。だがそれは、探偵部のライバル、ミステリ研究会から「ミステリ・コンテスト」への招待だった。挑戦者の名は大金うるる。やはりエアコンの名を持つ美少女が