管理人の読書BLOG。乱読傾向過多!!来るもの拒まず手当たり次第。内容責任取れません。
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宵山万華鏡/森見 登美彦
再読。
著者のユーモアな部分と幻想的な部分が絶妙な感覚で合わさった、お気に入りの短編集。
どちらかと云えばユーモアな部分が好きなのだが、久し振りに再読したら、『宵山回廊』『宵山迷宮』の方に心惹かれた。
この2作は、十数年前の宵山に娘を失った父親が宵山の1日を延々と繰り返し、ついには永遠に封じ込められてしまう話と、同様に宵山に父を亡くした青年が宵山に封じ込められなんとか脱出を果たそうとする話で、幻想的且つやるせない気持ちにさせられる。
その救いのないところがあまり好きではなかったのだが、父親にしてみればそれもまた1つの幸福なのかも知れないと思えてきた。
この本を読んで以来、宵山に行くのに数年ハマっていたのだけど、近年、宵山の屋台が禁止になり、作品内の光景はもう見られなくなったと思うとすごく残念。混雑は勘弁だが、延々続く屋台とその中の鉾や山は、ここでしか見られないものだからなあ。
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