管理人の読書BLOG。乱読傾向過多!!来るもの拒まず手当たり次第。内容責任取れません。
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ヘブンメイカー スタープレイヤー2/恒川 光太郎
待望の『スタープレイヤー』の続編が出た。
物語は、事件や事故で死んだはずの人々が、見知らぬ街で目覚めるところから始まる。
人々は当惑しながらも協力し合い、その町を『ヘブン』と呼び、少しずつ生活の範囲を広げ始める。
その章と交互に『サージイッキ・クロニクル』と云う物語が語られる。
前作を読んで1年半、実のところ内容はほとんど忘れてしまっていたが、この章を読んで思い出した。
スタープレイヤーとして召喚された者は、なんでも叶う10個のお願いの権利を与えられる。召喚されたその星には元々の住民や見知らぬ生物が住んでおり、スタープレイヤーは10個の願いを上手く使って生き延びなければならない…。
ヘブンにおける開拓の物語と、クロニクルにおける国造りの物語が最後に合わさり、尚且つ前作とも最後に繋がった時、読み直しが猛烈にしたくなった。
シリーズ化はよくあることだけど、"スタープレイヤー"と云う設定を中心において違う角度から描いて見せた本作のアプローチは上手いなあと思った。
10個も願えるならなんでも出来そうなのに、1つ願えばそこからさらに別の願いが出てきて、全てを叶えようと思えば10個の願いなんて全然少ない。なんだかこの辺り、『十二国記』が内包する矛盾にも似ている。神獣麒麟に選ばれた人間が不老不死を与えられて王になっても、国を長年発展させ続けることは極めて難しく、何処かの時点で荒れてしまう。
選ばれた人間がいろいろ授けられて始まった『ヘブン』がこの後どうなったのか気になるので、文庫が出たら買おうかな。
★★★★★
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